はい、こんにちは。
フリマの出展申込の締め切りが明日に迫ってしまいました!
「告知の載ったプラモ雑誌発売日から5日しか経っていないのに、それを見た人は、そんなに急に決断できないんじゃぁないかな」
という声を頂きました。
それはもうごもっともでございまして、申込に遅れても問い合わせをいただければ、出来る限り出展していただけるようにと考えております。多い方が楽しいですし、本当に有り難いことですから。 また、ファクスがお手元にないとか、用紙が印刷出来ない等でお困りの方は、お電話で仮申込をして頂くこともできます。
それでも、一旦11月30日で締め切り、期限内にお申込を頂いた方を優先してHP上で順次ご紹介していきたいと思っております。多くの方のご参加をお待ちしております。どうぞ、よろしくお願い致します。
そうだ、ちゃんとトップページでも、電話による仮申込も受け付けますってアナウンスしなくちゃ。 締め切りが押し迫ってきたからか、なんだか胃が痛いなぁ。・・・あ、食べ過ぎか。
ところで、昨夜、母と話していて昔のことをまた思い出してしまったんですけど。
たいてい、我が家の事件は父の出張中に起きるのです。
小学校5年生の夏のある日、夜中に急に母にたたき起こされまして、なんだとおもったら、家の外が川になっていたんです。有名な七夕豪雨、その最も水の多い地域に当時社宅がありまして、私の家は、その団地の1階だったんです。眠い目をこすりながら、まだ暗い外を見ると、あり得ないような高さで茶色の濁流がゴウゴウと流れていました。1階といっても、階段を5段ほど上ったところが玄関でしたので、まだ畳は無事でしたが、水位はどんどん上がっていました。
母が必死でモノを運び、上の階の人が助けに来てくれて畳を上げたりしてくれている間、私は窓の外の異様な光景から目が離せませんでした。そして、私は突然、窓から濁流に向かって身を乗り出したのです。
なぜって、目の前に、近くのスーパーから流れてきたお菓子が段ボールごと、ドンブラコッコと流れてきたから!しかも、一つじゃないんですっ!!!大変だ、早く引き寄せなきゃ!
・・・母、大激怒。
「あんたはいったい・・・何を考えてるのっ!危ないでしょ!それにこの水は汚いよっ!」 わなわなわな・・・
「ちぇ。もうちょっとだったのにな。お菓子は袋にはいってるから食べれるんだよ・・・」などと思いつつも母のあまりの剣幕に口に出せず。
その後、近所の平屋の住人たちが、腰をロープでつないで列になり先頭の人が杖をつきながら「助けてぇ!」と、濁流の中をうちの棟まで歩いてくるのを見て、ことの重大さがわかってきたころ、ついに我が家の玄関にも水が入ってきて・・・。そんな中、私は自分が何を持って逃げるべきか、熟慮したあげく持って出たのが、・・・さて、なんでしょうか。それが昨夜の母との会話なんですけどね。
「あんた、あのとき何を持って逃げたか、自分で覚えてる?ほんまに、あんたはアホやわ。」・・・30年経っても覚えていたのか、お互いに。 覚えてますとも。即答できちゃうよ。
1.これからの避難生活の退屈に備えて「漫画」
2.これからの避難生活の蒸し暑さに備えて「うちわ」
3.これからの避難生活の衛生状態を保つため「ゴミ箱」
これが小学校5年のときの、危機的状況のなかの、私の三種の神器。一応、真剣に考えたところが余計に空しいったらないね。
結局、畳の下5センチのところで水が引きはじめ、我が家は無事でしたが、泥とあちこちに撒かれた石灰のニオイが今でも思い出されます。車のエンジンルームから手品のように、ジャガイモやタマネギが出てくるのを、手を叩いて喜んだりして、子供とは家族が無事なら無邪気なものですが、大人はそれどころではなかったことでしょう。
ぬかるみのなか父が出張先から無事帰還。しかもこちらの豪雨を知らず、遠くで宴会していたそうですが。(そ〜んな父のために)母が洪水を知り一番に父の作った船の模型を家から持ち出した、という話が、あとで新聞に載りました。私が流れていくお菓子をうらめしそうに眺めている後ろで、母はそんなことをしていたのか。・・・私が何を持ち出したかはもちろん新聞のネタにもならず、母に遅れること30年、今頃細々と日記のネタになってるわけですな。やれやれ。
もし、あのとき流れてきたお菓子が、仮面ライダースナックだったら、私は濁流に落ちていたかもしれません。いや、わらいごとじゃなく。はぁ・・。子供には要注意ですよ!みなさん。何をしでかすかわかりません。
くわばらくわばら。。。
おっと、トップページのアナウンスしなきゃ。ではまた!
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