ゴム動力 プラ子の日記  〜 第60回め〜  

 

     平成17年

     2月24日 (木曜日) 

『続・田舎のネズミ、ワンフェスに行く』

                     

建物の外に見える長い列。外階段から長いエントランス、その先の角を曲がり、最後尾は果てしなく遠い。外は雨。

やっと建物に入ったあとも、長い列。寒い思いからは取り敢えず解放されてホッとしたところかな。

横を追い抜くのが申し訳無い気分。

東館はまだ先だ。まだ動いてないのに、座っちゃダメなのかな。みんな黙って立っている。偉い。

やっと東館に入っても、2階の端まで行ってから折り返してまた1階に並ぶのだ。半端じゃない距離だねぇ・・・。

(ちょっと写真がヘタだったな・・・すみません。)

フリマを通して、ずいぶんとたくさんの模型関係の方とお知り合いになったのだなぁ、と思った。こんな人が多くても、私の古くからの友人は誰もいない。それなのに知り合いや友人に会うということは、みんなこの仕事が発端で新しく知り合った方々だということだ。なのになぜかココロを許してしまう、この世界の人たちは、なんとも面白く魅力的なのだ。

ま、くどいようだが裸の女の子のフィギアに必至でカメラを向け接写を試みているおじさんと、知らないお兄さんの前でポーズを決めるコスプレのお嬢さん方とは未だ、周波数に隔たりを感じるけれどね。。。
お嬢さん方!2月なのにそんな格好で・・・冷えると体に悪いですよ!難産になりますよ!・・・老婆心ながら。

 

これもコスプレ?ガチャピン&ムックを見つけホッとしたプラ子。他は載せられませんっ!

それにしてもみんな堂々とコスプレを決めている。う〜ん、やっぱり私が特異なのか?と思うほどだ。楽しんでいるんだからこれも有りなのだろう。目のやり場には困るが、決して迷惑掛けられてないし取り敢えず服も着ているのだ。理解不能は本当だけれど、そもそも私の許容の範囲が狭いことが問題なのかも。このカルチャーショックを今後のために有効活用したいものだ。今後のなんのために・・・?といわれると・・・くちごもってしまうけれど。あはははは



でもね〜私はやっぱり、こういう人達(下の写真)に会うとすごく楽しくて居心地が良いんだなぁ。どこかで見たな、と思ったら、アーマーモデリング3月号117頁〜119頁にカラーで載っていた荒木ご夫妻だった。印象に残っていたのだ、特にイヌを撫でながらの会話が聞こえてくるような情景が好きだった。野菜とか花、葉っぱ物の描写も好きなんだなぁ。 

       

私はこのアンコールワットが欲しかったのだけれど、持ち合わせがなくて・・・残念・・・。せめて写真を、と思ったのに、ぜったい撮したと思っていたヘリコプターが写真に半分しか入ってないではないか。残念の2連発だ。そうそう、奥さまの力作、彩色済みの椰子の木、すごくできが良いのに安かったんだよね。で、あとでそれを聞きつけたプロモデラーが買い占めたってホント?

彼らのところで、公開講座に参加してくださったY夫妻も歓談中。その節はどうも、と、ご挨拶。みんな楽しそうだなぁ

フリマに出展して下さった方々もあちこちでお見かけした。
「あ!○○さん!こんにちは!」 ニコニコしてくださって、嬉しいな。フリマでは本当にありがとうございました


主催の海洋堂、宮脇社長がちょうど近くにいらしたので、招待券のお礼を。

最初にちょこっとすれ違ってご挨拶したモリナガ・ヨウ先生は、もう一度お話する前に帰られたとのこと、プラ子のイラストのお礼を直接申し上げられず残念!さりげなくもう一回ここに載せてしまおう。え?全然さりげなくない?へへへ だって、自慢だもん。へへへ

そのあと憧れの金子先生を発見。「か、か、か・・・」と話しかけようと試みるも、いつもどなたかと歓談中。結局、また遠まきに何周もぐるぐる回るだけの私は相変わらずなのである。やっと顔を覚えてもらっても、それに甘えてはいかんのだ。・・・としばらくは緊張していたものの諦めきった頃に別の場所でバッタリ金子先生と鉢合わせ♪お天道様ありがとう。でも次回はお化粧直してから鉢合わせさせてくださいな。へへへ

アートボックスさんのブースでは、マシーネンクリーガーの横山先生が、一人一人にイラスト入りのサインを。丁寧だ。スケビ(Scale Aviation)の連載を笑いながら読ませて頂いている私は、本が売り切れだったので、なんとスケビ専用バインダーのカバーにサインをお願いしてしまった。

「これがあればまとめて捨てられるね」と横山先生が笑った。一面にイラストを描いてくださった。捨てるもんですか。(笑)

アーマーモデリングの専用バインダーには、もちろん土居先生のサインを頂いた。先日は公開講座で大変お世話になりました。そうだ、せっかくだから斉藤さんのサインも頂いておくのだった。残念。 これらのバインダーは、結構シンプルで格好いいデザインなのだ。気に入っちゃったよ。半年分はいるのかな?一冊1050円だよ。(←頼まれもしないのに宣伝なのだ)

その後、閉会間際にちょこちょこ買い物。そして話の流れで恐れ多くもご横山ご夫妻の赤いスポーツカーで新橋まで送って頂いた。エンジンの音も全然違うんだ。キレのよい運転だ、かっこいいぞ。それにお台場の夕暮れの美しいこと・・・。 そういえば日没後のお台場は初めてだった。田舎のネズミはしばし感動して観覧車やレインボーブリッジに見とれるものの、すぐに通称「貧乏ルート」に入ってしまった。そこはレインボーブリッジの下段、景色の見えないルートだった。う〜〜


新橋ではまず、素敵な喫茶店に入った。会話中のテーブルが素敵でしょ。こういうものが紙袋からすぐに出てくる、やっぱプラモな人達なのだねぇ。 え?プラモンって言えって?はいはい。

この店のココア、ブランデーが付いてきた。ほんの少し、入れてみたらものすごく美味しくなって感激!



そして次は完全体育会系マシーネンクリーガー御一行様のオフ会に。

この話もつづく。