ゴム動力 プラ子の日記  〜 第48回め〜  

 

     平成17年

     1月23日 (日曜日) 

昨日は、夕方一人で静岡の街にでかけました。買い物を終え、青葉公園の近くに私のお気に入りの珈琲店がありますので、そこに寄って一休み。その後また駅に向かって繁華街を歩いておりますと、小山園さんがありました。そうだ、小山園さんは、フリマでお茶の販売をしてくださるんだ!

一度は通り過ぎかけたものの、やはりご挨拶しようと、店内に入りました。店員さんがいらしたのでフリマ出展のお礼を。最近私がいつも持って歩いているチラシをお渡ししますと、もうHPで見ましたよ、とにっこり。なんと、それなら話が早い。フリマの話をしていると、どうやらその店員さんもプラモ好きなご様子

「ボクは、買うと作らないで貯めこんじゃうタイプなんですよ」

「そういう方、多いみたいですね〜。必ず2つ買って一個は作り、一個は置いておくという念入りな方もいらっしゃいますよ」

そんな話をしながら、出されたお茶を頂くと、これがまた美味しくて。私は、お茶が大好き。静岡の人は、お茶を濃いめで飲みますが、これ、お湯の温度が意外に難しいんですよね。さすがお茶屋さん!

濃いお茶で思い出すのが、ずいぶん前に亡くなった母方の祖母のこと。

姫路の祖母は、母が送る静岡のお茶をとても大切にしてくれて、棚の高いところにしまい、お客さんが来たときだけそのお茶をいれるのですが、すこ〜しのお茶葉で、うんと時間をかけて入れていたようで、濃い方が美味しいからと母がいっても、どうしても葉っぱを沢山使えなかったそうです。うす〜いお茶・・・なんとも祖母らしいなぁ・・・。私たちがたまに遊びに行くと、張り切って必ず鶏のささみを焼いてくれました。普段はそういうものは食べない祖母の精一杯のおもてなし料理。

練炭の入った掘りごたつ、粕汁の香り、長い廊下の暗い突き当たり、瓶が見えてる恐ろしい「お便所」、廊下に吊した手洗いの水、土間の冷たい台所、薪で湧かす深くて狭いお風呂、土間からのぼるのに苦労する高いお座敷、お線香の香り・・・。

団地生活の私にとって、母方の祖母の家は懐かしく、不思議な空間だったなぁ。。。まっくろくろすけを、見たような気がするよ。


ちなみに父方の垂水の祖母は、たとえ明日のお茶が無くなっても、美味しいお茶を飲むために、お茶葉を惜しみなく使うタイプの人だったようです。 あぁ、ママプリン・・。

というわけで、小山園さんの写真も携帯で撮ってきました。創業慶応元年とは!恐れ入りました。

    ・・・・静岡クリエイトは創業からまだ半年。そして、 

フリマまで、あと 13日   えいえいお〜!