ゴム動力 プラ子の日記  〜 第194回 〜

平成20年4月7日(月) 第7回モデラーズフリマのご報告

フリマおわって3週間たっちゃった〜

みなさん、ご無沙汰でした。

弟7回モデラーズフリマも無事に閉会し、気を抜く間もなく取材に原稿、次の展示会2つ、そしてミニフリマ3へ向かって走っています。いささか息が切れますが、お仕事が立て込むというのはありがたいことです。

今週は鳥取の倉吉博物館で開催される昭和レトロ展(山田卓司さんの作品展です)の準備に出かけたり、その後4月26日から5月11日まで清水エスパルスドリームプラザで開催される別の昭和レトロ展(これはいろいろなレトロものを集めた展示会です。プラモデル展示もあります。前売り券発売中!)、そしてその直後にミニフリマ(ホビーショーと合同展ですね!)。5月中旬まではトップスピードの駆け足、ダイヤル「強」状態です。

5月下旬、げっそりして痩せこけた私をご期待下さい。ぶははははは

フリマ

弟7回モデラーズフリマはお客さんに沢山入って頂けて、とてもほっとしました。弟6回のときは近隣の学校の運動会と重なり子ども達の参加が思ったより少なかったのですが、今回はお子さん連れも多く、最初から最後まで賑やかな会場となりました。なによりもこれが一番胃が痛くなることなんですよね。その点では、今回は本当に心安らかでした。静岡新聞朝刊のイベント情報に載せて頂けたこともあり、朝の長蛇の列には感激。(もちろんワンフェスさんにはかないませんが) 並んで下さった方々に心の中で手を合わせておりました。あ、これ、本当です。 無料の時間になったらなったで、どんどんお客さんが入場して下さり、思わずガッツポーズ。今回はいつもと違った告知方法も取り入れたので(ラジオとか、チラシとか)、次回も告知ルートを増やして、もっともっとお客さんに来てもらえるようにしたいと思います。

おなじみのお便所前商店会さん、案の定、完成品を安く並べているので、「安すぎじゃないですか?すぐ売れて終わっちゃいますよ!」って言ったんですよ。で、次にみたときにはやっぱり完売していて、あぁあ、ってため息。お客様にとってはうれしいことですが、なんだかもったいなくて冷や冷やしてしまって。でもまぁ、喜んで買ってもらえれば完成品たちも幸せかな〜。



子ども達が多かったことで、UMAのみなさんのコーナーも賑やかになりました。受付まで聞こえてくる歓声を聞けばプールを作った甲斐もあったものだと思いますね。UMA(動く模型愛好会)の皆さんとRCタンク(無線操縦戦車模型製作者連盟)の皆さんは、いつもボランティアで参加して下さり、忍耐強く朗らかにプラモデルで遊ぶ楽しさを広めて下さっています。心強いです〜。順番を並んで待ったり、壊したら謝ったり、賞品をもらったらお礼を言ったり。子ども達の方も前回よりはマナー向上しておりました。 (私が見た限りでは)



タミヤさんでは沢山の商品を並べて下さり、お買い物の方で押すな押すな、という感じでした。実演コーナーもあり、お悩みのモデラーさんはここで聞けば解決するんじゃないかな、っていつも思うのです。ミニ四駆のコースもあり、子ども達で賑わっていました。


バンダイさんコーナーでは早々とガンプラ教室1000人達成、これもうれしいことでした。あのかっこいいユニフォームが会社の制服だと知り、びっくりすると同時にうらやましくなりました。恒例となった川口名人のモデリングトークも好評でした。一度でいいから最初から最後まで座って聞いてみたいものですが、主催者はそうもいかず、そういうことが残念です。

GSIクレオスさんとモデルアートさんのコーナーでは、作例作品展示と長谷川伸二さんの「そこが知りたい!ハウツー・エアブラシ」が好評、塗装コンテストに合わせた企画を催して下さいました。アートボックスさんでは恒例となった書籍広げ市(勝手に命名。)を開催、立ち読みOK、それにすべて表紙が見えるので選びやすいんですよね。 
 8「おっぴろげ市と書きそうになり品が無いと思い直し自粛。」

実車展示としては、「ケッテンクラート」や「シュビムワーゲン」のオリジナル(もちろん両方とも走行可能)、日本で一番古いウニモグ(前回と同じオーナーさんの走行可能な実車です)、そしてテレビ雑誌でも紹介されている「自作戦車」も。充実した展示となりました。大事なものを多くの人に見せるということは神経使うことでしょう。快く展示のために駆けつけて下さり、ありがたかったです。

話は飛びますが、閉会後の搬出作業時、ケッテンクラートのエンジンを掛けたところで、思わず私は場内アナウンスを入れてしまいました。「ケッテンクラートの搬出です〜!」片づけの手をとめてカメラを片手に皆が集まったところで、轟音を残し、あっというまにケッテンクラートは走り去ってしまい、そのスピードに皆唖然としたものです。 8「はえぇ〜〜〜〜!」




さて、今回のフリマにも、韓国から2グループの皆さんが出展して下さいました。
場内でもたびたびアナウンスをしたのですが、言葉が通じにくくてもこの礼儀正しく純朴な彼らとお客さんの橋渡しをしたかったです。これからも応援してあげたいな、って思います。みなさんも次回、思い切って声をかけてあげて下さい。

前回好評だった「モリナガさんの似顔絵コーナー」が、今回はなくて残念。またお時間を取って頂いて、出店して頂きたいものですね!

そうそう、土曜の夜は今回も懇親会でわいわいがやがや、田宮社長や海洋堂宮脇社長を交え、多くの出展者様にご出席いただき楽しく過ごすことができました。韓国からの皆さんもご招待しましたが、通訳で来ていた女学生の流暢な日本語には2度びっくり。なにしろまだ半年ぐらい、っていっていましたからね、来日してから・・・!?アンビリーバブルですよねっ!!ローカルニュースの時間には皆でまた壁の上のテレビを見上げ、歓声をあげながらフリマとコンテストの模様を見ることが出来ました。

■ コンテスト

このチラシは市内の各小中学校の掲示用に1枚、そして、近隣小中学校には50枚ずつ配布をさせて頂いていたものですが、これはやはり「静岡市教育委員会後援」という名義を申請したからできたことで、その方法を教えて下さり、校長会にも連絡をとって下さった私の恩師には大感謝です。(それを口実に他にも沢山お話ができてうれしかったぁ・・・私を猿から人間にして下さった恩師ですからね。)それによりコンテストはフリマ部門と分けて「模型を作ろう実行委員会」を立ち上げ、運営したわけですが、ほんとにやってよかった〜〜、って思いました。これは第一歩ですが、二歩目に繋がる、って確信しました。

 

ちなみにネットで見つけたチラシの印刷屋さんに注文をしてみたのですが、自分でイラストレーターで原稿を作り、データ入稿して、両面フルカラーでいくらだったと思います?安くてびっくりしちゃいました。でもいくらだったかはヒミツ♪子どもにわかりやすいイラストを描いてくださった某有名モデラーの奥様にも感謝です。

最初に受け付けに来て下さった方は18歳の青年で、こちらも初めての段取りでどきどきしましたが、オープン後すぐに駆けつけて下さったことがとてもうれしかったです。

受付で模型少年が不安そうに作品を抱え、大人と事務手続きの話をして、一生懸命に作品カードを書く姿には、母性本能くすぐられっぱなしでした。子ども達は大人よりずっと当たり前に「賞をとりたい!」という素直な気持ちを言葉にしますし、自分より上手い子が現れるのではと、誰かのエントリーがあるたびにそわそわしているところなんか、本当に涙が出そうなぐらい可愛いのです。

大人の作品はさすが、大人。どうやったらこんなにきれいに塗れるの?と、唸ってしまうような作品ばかりでしたが、特賞の小林さんの作品はダントツで票を集めていました。審査委員長の金子先生からも奇跡的といわれたぐらい、美しかったです。タミヤニュースにもコンテストの報告をしてありますので、お楽しみに。

賞品も豪華でしたよ〜。タミヤ、バンダイさん、ハセガワさん、フジミさん、GSIクレオスさん、新撰組さん、塩川公明堂さん、ホビージャパンさん、アーマーモデリング&スケールアヴィエーションさん、モデルアートさん、そして、ゴールドの高級エアブラシを特別に作って下さったビービーリッチさん・・・多くの企業様のご協力も大きかったです。

あと、エントリーして下さった方々、受付作業をお手伝い頂いた方々、特別審査員を受けて下さった金子様、土居様、高石様、絶妙な司会をしてくださったあの方にも、この方にも・・・・・・とにかく私一人ではどうにもできないことを皆様のおかげで任務完了できたということを実感し、感謝の気持ちで一杯です。

一生懸命広報したわりに、やはり初回は様子見が多いのか・・・・出展作品数はそれほど多くありませんでした。土曜日はどうなることかと思いましたが、日曜日には朝からエントリーも続き、全部で66作品。でも、初回の集計作業としては、これで結構ぎりぎりの時間を使ってしまい、次回はもっと増えたときのために、方法を考えないとな、って思います。たとえば土曜日に投票までやってしまい、土曜の夜に飲みに行かずに集計をして、日曜日発表とか。数が増えたらそうしないととても対応できそうにないな、って思いました。   

      8「トラタヌ!」

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昨日はコンテストに参加してくれた小学生の少年二人組の学校に、写真を届けてきました。田宮社長と一緒に撮った記念すべき写真ですから、ぜひ、と思って。喜んでくれるといいなぁ・・・・

今回の反省点の筆頭は、「作品カードを回収しなかった」ということです。まさにどたばたしていて「うっかり」してしまったのでした。心を込めて書いてくれたコメントは全部ゆっくり読みたかったし、ずっと保管しておきたかったのに・・・ 事務手続きの際に住所欄を任意にしたため、連絡が付くかたばかりではなく、残念です。これをみていたら、ぜひ、返送して頂きたいです。よろしくお願い致します!

それから、買ったプラモデルをすぐに作ることができる場所としてご用意したモデラーズサロンですが、最初はあまり使っている人がいなくて空いていたのに、2日目になるといつの間にか一杯になってました。やっぱり、だれかが座っていると座りやすいっていうのもあるでしょうけど、買ったら開けたい、これは正常な行動でしょうね〜。ひたすら手を動かすローガン梅本先生や、モデラーさんの相談に乗る土居先生、ずっと作り続けておられたモデラーさん、楽しそうに相談しながら作る模型少年たちを見ていたら、次回もぜひこういうコーナーを作りたいって思いました。




さて、次のフリマはミニフリマ。お申し込みをお忘れの方、出展したことがなくてお迷いの方も、お気軽にご連絡下さいね。

といっても、もうすぐ鳥取に行くのだった・・・  う〜ん、悩ましい。 できればメールでお願いしま〜す。(携帯で読みます)

ではまた!

P「痩せこけて倒れるまえにもう一度ぐらい書かなきゃな。ふっ」   

8「ぷっ」

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