ゴム動力 プラ子の日記  〜 第179回 〜

平成19年 6月6日(水) 「ビリー・・・」  謝ってばかりの毎日

今日は、スーパーの魚売り場で、買おうとしたアサリに、水鉄砲の徹底反撃を受け、かなりハズカシイ思いをした。まぁ、そんなことでくじける私ではない。ただ、甘い物の誘惑には弱い。

私はいわゆる「一般的な日本人」の「基準値」に近いのか、思い起こせば私が注目しているものはたいてい、ほぼ同じタイミングで世間でも注目されることが多いなぁと、今日は考えていた。人より早い!とか、人と違う!とか、そういう人が出世するのだと思うので、いささか残念でもある。

ビリーズ・ブートキャンプについても、かなり前から繰り返しテレビでやっていて、何度も何度も眺めながらやっと買ったタイミングで世間でも騒がれるようになってきた。グラスの水が突然あふれるように急に飽和して、「ビリー」がテレビでも騒がれだしたのだ。今日などは朝の番組でも取り上げられていて、「謎の男ビリー」とか言われていていた。「謎」かなぁ??? いずれにしても、こんなにビデオが売れて、きっと大金持ちだね、ビリー。 そうなると次は「ビリーの過去を知る女性独占取材」とかいろいろありそうで密かに心配したりする。

このところくじけ気味のさぼり気味、ダメ〜なプラ子隊員だったけど、昨夜はまじめに(できるところまで)ブートキャンプに挑戦してみた。なにしろ後ろがつかえている。早く友人に貸してあげなくては、というプレッシャーが、私にやる気を出させるのだ。どんなときでも、自分の為に、というときより、人の為に、と言うときのほうがパワーが出る格好つけ体質の傾向があるらしい。

で、ブートキャンプ。

驚いたことに、最初に比べるとそのときほど辛くなかった。といっても、もちろん途中でギブアップなのだけれど、今まで休み休みだったところが最後まで通してできたりして、かすかながら足に筋力がついてきたのかと、驚いてしまう。スクワットなど、一人じゃ1回だってやる気になれないけれど、ビリーに言われれば、何回もできてしまうから不思議。

いずれにしても、未だ1巻の半分ぐらいである。 

大好きなチョコレートが食べたくなると「ビリーに叱られちゃう」と思って我慢。どうしても食べてみたい新製品ハーゲンダッツのクリームブリュレ味、これも「ビリーに・・・」で我慢。 

なのに、今日は(も)お菓子を我慢できずに食べてしまった。

「ビリー、ごめんね」  すっかり生活に根付いた我が師、ビリーである。

こんなダメ隊員が目の前にいることも知らず、きっと頑張っているだろうことを前提に、ビリーは画面の中で汗をかきながら一生懸命教えてくれているのだ。 

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ごめん、といえば、今朝、1号が、洗濯機の前で

「あぁ〜〜〜〜!!!」

と大声を出した。

で、その大声にびっくりした私が「どしたっ?」と、声を掛けると、彼は洗濯機の中をみながら、

「お母さん!ウォークマン2回目!」

「え〜〜〜・・・!」

あぁあ・・・そうかぁ。 珍しく洗濯カゴに入っていなかった彼の制服のシャツ、気を利かせたつもりで洗っておいたのだけれど、その胸ポケットにはクリスマスに買ってあげたウォークマンが入っていたのだ。

ズボンならポケット改めるんだけどな〜・・・。いや、いいわけご無用、前回はズボンだったし。そう、洗っちゃったのは2度目、つまり2個目である。 

「ご、ごめん」

「弁償してよね」

「え〜〜」

「明日弁償してよね」

「え〜〜〜〜〜〜〜〜」          〜〜〜〜〜〜〜(;_ _)O  バタッ

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あまりにも楽しいことがあった後の反動か、どうも冴えない。でも、お仕事は頑張っている。これで相殺だ。・・・・ ってわけにもいかないか・・・。

9月のコンテストについて、要項がほぼまとまり、早くアップしたいところ。あと少し調整したらアップできそう。しばしお待ちを。

そうそう、先日の戦士映画音楽コンサートの素敵な曲が忘れられなくて、そのサウンドトラックをいくつか見つけてツタヤでレンタルした。ところが・・・確かに素敵な曲なのだけれど、生演奏とのあまりの音のギャップに、私のCDプレイヤーでは満足できず、禁断症状が出そう。

ここで中途半端にステレオセットにお金を掛けるぐらいなら、今まで通り、たまに東京のホールへ出向き、生で一流オーケストラの演奏を聴いたほうが余韻も含めて楽しめそうだと私は思うわけだけど。 果たして1号はウォークマンで満足なんだろうか。・・・満足だろう、だって聴いているのは「落語」なんだから・・・。でも、高座の空気を一度知ってしまえば、同じく寄席に行きたいと言い出すかもしれない。なんにつけてもやっぱり、「生」はいいね。

それにしても、電車の中で落語聞きながらクッククック笑ったりして気味悪がられていないだろうか。母の心配は尽きない。

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