ゴム動力 プラ子の日記  〜 第17回め〜  

 

平成16年

11月16日(火) 

8の字パーツについては意外に反響がありまして、昨日の土居先生のコメントに続き、今日も具体的な情報をイラスト付きで和歌山の大北様から頂きました。結構、みなさんよく覚えてらっしゃるんですね〜、30年前なのに。相当大変だったんでしょうか?私なんか考えただけで目がチカチカしてしまいます。あの部品の(砂鉄みたいな)大きさ知っていると、ね。でも、その分出来上がると感激しちゃいそうですね。組んだ挙げ句くっついてちゃって動かなかったときのショックも相当なものでしょね・・・土居先生(T_T)

「懐かしい内容におもわずメールさせていただきます。
土居さんのおっしゃっているので正解だと思います。私もCB750のチェーンを組み立てました。ランナーに並んだピンにプラ子さんのおっしゃる8の字金属パーツを通します。まずピンの1番目と2番目、3番目と4番目、5番目と6番目・・・・・・・・その次に2番目と3番目、4番目と5番目、6番目と7番目・・・・・・と重ねていきます。

それが終わればピンの先に少し接着剤を塗り、ちょうどピンの幅に合うように成型されたパイプ状のパーツを填めます。もう一度ピンに8の字金属を同じように通して、先に組み立てた片側に8の字金属が付いたパイプの反対側に接着、接着剤が乾いたところで、ピンとパイプをランナーから切り離して出来上がり。これをいくつか作って一台分の長さにつなぎます。
で、天下の土居氏に勝ったと思ったのは、私のはちゃんと動きました。(自慢にもならないか・・・。)
それにしても、あの製品にこんな裏側があったとは。ご苦労様でした。本当にすばらしいキットでした。それともうひとつ。あの小さな金属パーツを製造したメーカーさんもスゴイ技術ですよね。

         

                                     ピンセット付きだったのね。

疑問が解けてすっきりしました。みなさん有り難うございます。
そうですよね、あの小さなパーツを地道に組んだ人もすごいけど、考えた人も作った人もすごい。内職で重さを量った人も、みんなの手に届けた人もすごい。部品を作る機械を作った人もすごい。買いたくなっちゃう箱の絵だってすごい。・・・考えてみれば、手に取ったプラモの箱には「みんなのすごい」が詰まってるんだなぁ・・・。なのに私は、8の字パーツをいたずらして母を困らせ、数え間違えをしては母の足をひっぱり・・・こりゃ、懺悔だな。 

いや、「みんなのすごい」が詰まっているのは、プラモだけじゃないんですよね。(だからプロジェクトXが好きなんですけど) なんだか、いろいろなモノが愛おしいなぁ〜。

                                                     
いずれにしても、30年たっても覚えていてもらえた、ちっちゃな8の字くんたち!よかったね♪ 

 8 「部品冥利に尽きますな・・」    ∞ 「わしゃ、プラ子に踏まれて畳の間に挟まったままの30年じゃ」   8 「ちびちびいうなっ!」
                                                                 

                                                     

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