ゴム動力 プラ子の日記  〜 第12回め〜  

 

平成16年

11月10日(水) 

私が小学生のころ、母は内職をしていました。プラモデルの部品を袋に詰めるお仕事です。

いまだにわからないのが、その当時詰めていた部品です。小さな小さな8の字の形で、金属製。細かすぎるのでハカリで重さを量ってビニールにいれるのです。こんな小さな部品、受け取った人はいったい、どうやって扱い、何に使っていたんでしょうかねぇ。

他にもいろいろな部品(ネジとか)の袋詰めの内職をやったようですが、私がちゃんと覚えているのは、この生き物みたいに磁石で動く8の字部品だけなんです。果たして、本当にシャーマンのものだったのかと、調べようとしましたが、資料が見つけられませんでした。モリナガさんの本にもキャタピラーについて相当詳しいイラストがありましたけど、この部品は出てきませんでした。(見つけられなかっただけかもしれませんが) 

あぁ、気になりだすとたまりません。ぜったい突き止めてやる、と(つまらないことで)息巻くプラ子であります。どなたか、「僕、これ使ったよ、めんどくさかったよ」とか、「暇だったから数を数えたよ」とか、情報ありましたらお寄せください。ちなみに、これは30年以上前のお話でありますから果たして覚えている方がいるかどうか・・・。

当時、電話は隣の家からの「呼び出し」、テレビも我が家はまだ白黒だったな。ホッチキスはカッコイイ文房具の筆頭で「仕事用だから子供は使っちゃだめ!」と言われたのにこっそり使っていたら、それを弟が変な風に踏んづけて足の裏を「ぽちっ!」としてしまい大騒ぎに。生き物みたいなその部品を下敷きに乗っけて磁石で遊んじゃったり、この内職に興味津々だった私は、ダメと言われたことを全部やり、何度も母に怒られたなぁ。でも、不思議とハカリだけは「すごく大事」ということを子供心にちゃんと認識していて、さわらなかったんですよ。・・・あんまり。

さて、明日は、プラモ星人2号が我が社にやってきます♪ 楽しみです! そのお話はまた後日。 では!

 

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